224号墳



222号墳の上にある224号墳。
直径9.0m、高さ4.4mの積石塚。




ブレましたが、墳丘全景。

豪快に開口しています。
羨道前部が失われているか?




開口部から。

ご覧のとおり、スッとした長方形の石室。
非常に状態は良いようです。




玄室。

各部の残存状況も非常に良好!
玄室長3.73m、奥幅1.17m、中央幅1.2m、
高さ1.63m、石室全長5.36mです。

奥壁の石材配列に特徴があり、中央に三角形の
石材を配置する構図は、兵庫県たつの市の
馬立古墳群の石室を連想させます。

もちろん、直接の関係は無いでしょうが、あちらも
渡来系の石室がある点を考えると、双方の被葬者の
先祖に関連があるのではと思ってしまいますな。



(*´д`*)ハァハァハァアハァ




天井石は5枚。

巨石が架けられてますが、石室に対して斜めに
架けられてるのが面白い。

分りにくいですが、一番奥の天井石が一段高くなってる
ようです。



(・∀・)チゴイネ!




玄室から開口部。

無袖式。

玄門下にハッキリとした梱石がありますが、資料には
梱石は無しとなっています。
天井石が崩落したのかとも思われますが、資料にある
玄室高より現在の方が高さがある(2m以上)ので、
発掘されて埋まっていた梱石が露出したのかも
知れませんな。



(;´Д`)スバラスィ ...ハァハァ




梱石近影。

・・・やっぱ梱石のように見えるんですけど。



(・ω・` )





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