309号墳



また遊歩道に戻ってそのまま進んでいくと、道の
左側に半分削り取られた墳丘が残っています。

これが309号墳。
直径11.0m、高さ3.0mの積石塚。




墳頂に登ってみると、頂上近くに開口してました。
どうやら羨道の天井部分のようですが、ここから
入室可能。




羨道。

地下に潜り込んでいくような状態です。




玄室。

玄室内はきれいに完存!
床が礫で少し埋まってますが、壁面の状態はほぼ
完全です。
玄室長5.5m、奥幅1.6m、中央幅1.8mのやや
胴張りの床面プラン。
玄室高さは2m弱、石室全長は6.0m。

奥壁は大きな鏡石を縦置きにし、その上に2個の
石材を横積みにしています。
側壁はかすかに持ち送っています。



(*^ー゚)b グッジョブ!!




そして、この石室で特徴的なのが、玄室中央に
置かれた間仕切り石です!

ご覧のように石室を前後に仕切るように設置され、
玄室奥側が床面が一段低くなっています。
これはこの古墳群では初見ですな・・・



(;´Д`)スバラスィ ...ハァハァ




玄室から開口部。

両袖式。

袖部分は立柱石ではなく小石を積み上げてます。
玄門下に閉塞石らしき小石がありますね。



(*´д`*)ハァハァハァアハァ




羨道から開口部。

・・・しかし、なかなか見どころの多い石室でしたわ・・・





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