425号墳



2009年一発目はこの古墳から。


校舎から農園内を下っていくと、古墳らしき墳丘が
見えてきます。

これが425号墳で、直径13.0m、高さ2.5mの
積石塚。




・・・また羊かよ?!

Σ(・Д・ノ)ノ アウッ


古墳撮影してると、私に擦り寄ってくるが一匹。
古墳の周囲で放し飼いになってるのですが、私が右へ
動けば右へ、左に動けば左へ、メーメー鳴きながら
後を付いてくるのです。

・・・こ、これはもしや、モテ期(羊限定)
ってやつですか?!
私の有り余る魅力が羊を捕らえて離さないのか・・・



( ´ー`)y―┛~~ 俺も罪な男だぜ・・・




まぁ、取りすがってくる羊を華麗にかわして墳丘へ。

秋口なので、雑草で覆われてます。




開口部。

高さ1.5mほどと大きめの開口部。
雑草を掻き分け内部見学。




玄室。

玄室後部と天井部分が欠損。
サイズは玄室長4.8m、奥幅1.7m、中央幅1.5mの
羽子板形の床面プラン。
石室全長は7.4m。

この古墳は1969年に発掘調査され、金環4・切子玉8
滑石製臼玉2・土製臼玉6・ガラス玉類135・鉄鏃7
刀子2・刀装身具1・古銭1・鉄釘20・鉄鎹2・土師器
須恵器と人骨2体が出土しました。

以上のことから読み取れるのは、追葬が一回は行われた
こと、木棺が用いられたことが分かります。
古銭が出土してるので、2回目の追葬は7世紀末以降に
行われた可能性が高いですな。



(*´д`*)ハァハァハァアハァ




玄室から開口部。

そして特徴的なのが、この玄門部分。
上下左右を石材で格子状に囲っています。
この形式は、兵庫県相生市の若狭野古墳の玄門部分を
連想させますな。



(;´Д`)スバラスィ ...ハァハァ




玄門の梱石。




奥壁方向から墳丘全景。




・・・って、まだ付いてくるのかよ?!

Σr(‘Д‘n)


しつこく私をストーキングする羊ちゃん。

俺が羊業界ではモテモテ大王だったとは・・・
自分の羊フェロモンが怖い・・・



ウヒョー! (*゚∀゚)=3





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