3・4号墳



園養寺北側の鐘楼から一つ北の尾根に、4号墳から
12号墳まで上から下に数珠繋ぎになって分布して
います。
その7号墳付近からさらに北の尾根上に、3号墳の
石材が見えてます。

左の写真は7号墳から3号墳を撮影。
写真中央右に小さく石材が写ってますが、実際は一発で
確認可能。




3号墳全景。

実際には、深い谷に下りてもう一度斜面を登らねば
ならず、非常に体力を消耗します・・・



⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ・・・もうダメかも・・・




墳丘は、土砂の流失が激しく規模は不明。

かすかに開口してるので、カメラを突っ込んで撮影
しますた。








上から撮影した4号墳。

この4号墳、発見するのにかなり手こずりました。
・・・というのは、分布図の位置より実際はかなり下方に
存在してたからです。
マップを信じて捜索するうちに、勢いあまってD支群の
162号墳まで到達してしまいますた・・・



 あらノ(´д`*) ハズカスィ・・・




墳丘全景。

資料に載ってる写真と同アングルから撮影。

私は13・14号墳から下ってきたのですが、もちろん
6号墳から尾根を登った方が確実にたどり着けます。
・・・しかし、6〜12号墳がほぼ密集して分布してるのに
対し、この4・5号墳だけがとんでもなく上方に孤立して
ます。

恐らく50m以上登らねばならないので、見つからない
からといって、すぐに諦めないように。




この4号墳、埋まってはいるものの玄室が残存。
狭いながらも入室可能です。

直径8.5mの円墳。




奥壁側から天井石を撮影。

この隙間から入室可能。




玄室。

幅1.55m、玄室長3m。
床面が埋まってますが、高さは現状で1.5mほどか。
ご覧のように、非常に側壁の持ち送りがキツイ
玄室です。
この園養山古墳群の石室は、穹窿式天井を採用している
石室が多いせいか、奥壁自体が前傾している石室が
多々あります。
この4号墳も、奥壁が前傾しています。
そのせいか、天井部分の撮影がしずらい・・・



(´Д`;)




玄室から開口部を。

石室の損傷が激しいですが、これでもここでは状態の
いい部類に入ります。



(;・∀・) ビミョー




これが多分玄門のまぐさ石。

・・・埋まってるので石室形式が分からん・・・





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