371号墳



371号墳。

直径11.6〜12.8m、高さ3.1mの土石混合墳。




この古墳も石室が開口してますが、ギリギリ匍匐前進
しなくていい微妙なサイズ。




ま、狭いのは開口部だけで、羨道はある程度の高さが
あります。
玄門のまぐさ石の上部に空間があるのが印象的。
元々無いのか、それともスポッと石材を抜き取ったのか・・・
興味を惹かれますな。



(*´д`*)ハァハァハァアハァ




玄室。

この石室も状態は良好。
床面が礫で少し埋まってますが、側壁、奥壁の石材の状態は
完璧です。
玄室長2.9m、奥幅1.1m、中央幅1.38mの胴張りの
床面プラン。
高さ1.62m、石室全長5.75m。

天井部分を見ると極端な胴張りの床に見えますが、
実際は奥壁付近で急に狭まっています。
それにしても、精緻な石積み・・・



(;´Д`)スバラスィ ...ハァハァ




奥壁と天井付近。

天井石と奥壁の接点がアーチ状になっています。
この辺りの石材加工は神業クラス。
ちょっと三角持ち送りっぽいのがイカス。




玄室から開口部。

両袖式。

袖部分は立柱石ではなく石材を積み上げて構成しています。
これはこれで、なかなかいい感じ・・・



(・∀・)イイ!!




羨道より開口部。

この石室、羨門部分の天井石が一段落ちてます。
366号墳みたいに、前室と後室に分かれた複室形式の
石室なのかも。



(*´д`*)パッション!!





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