100号墳



トップページのマップを見ていただくと分りますが、
B支群の中央には大きな林道が東西に通っていて、
その林道の南側に沿うように小川が流れてます。
その小川と林道に挟まれるようにして、100〜109
号墳の支群が分布してます。
パッと見には、小川の土手にしか見えないので要注意。
入室可能な石室もある重要ポイントです。

これは最上部(西)にある100号墳。
林道が枝分かれした分岐点の藪の中にあります。
かなり近づかないと墳丘が確認できません。
直径8mの円墳。




開口してますが、もう入室するのがギリギリのサイズ。

ここは思い切って・・・



ズサ━━⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡━━!!




玄室。

状態バツグン!!

エッ(゚Д゚≡゚Д゚)マジ?


・・・と、思わず見回してしまう状態の良さ!
ほぼ完璧に玄室が残っています。
玄室長2.7m、幅1.75m、高さ2m弱。
側壁が持ち送った、台形状の断面を持つ玄室です。
天井部は平天井で、巨石が用いられています。
石材の組み合わせもイカス・・・



(*´д`*)ハァハァハァアハァ




玄室から開口部。

両袖式。

まぐさ石の直線加工がまた見事!
いい仕事してますな〜〜〜



(*^ー゚)b グッジョブ!!




羨道から開口部。

羨道長2.3m、幅9.5m・・・とありますが、これは
0.95mの誤植でしょう。

破壊が酷い石室が多い中、羨道まで完全に残ってる
数少ない古墳ですので、ぜひ見学していただきたい。





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