飯沼天神塚古墳











飯田市上郷飯沼、雲彩寺というお寺の裏にある古墳です。
そのため、別名「雲彩寺古墳」とも呼ばれてます。

トップのパノラマ写真は西側から。
ご覧の通り、前方後円墳のくびれ部分にお寺が建ってます。
向って左が後円部。

左の写真は石室図。
異常に細長い玄室を持った古墳です。




本堂の裏に開口してるので、住職の奥様?に案内して
いただきますた。




開口部。

寛政5年、寺地拡張のため墳丘を削平した際に開口
したとか。
開口部は縦横1.5m弱ほど。
わりと狭いですが、これでもまだ序の口です・・・




玄室。

この古墳、開口してるのは奥壁側。
両袖式の玄門が見えてます。
玄室長4.6m以上、幅2.3m、高さ1.6m。
向って右の側壁は、開口した際に積み替えられ、
その際に天井石が落ちかかってます。
川原石を積んだ側壁が美しい・・・



(*´д`*)ハァハァハァアハァ




玄門から開口部側を。

・・・とにかく、狭くて長い!
羨道長8m以上、幅0.6〜0.8m、高さ0.8m。




しゃがんで足首だけで歩きながら、ひたすら開口部へ。
まだ3mほどありますが、さすがにこれ以上は無理・・・



ハァ━(-д-;)━ァ...




羨道から玄門を。

この石室、床面の土がパウダーみたいに細かい
微粒子!
ちょっと動くたびにもうもうと煙が立ち上ります。
さ・・・撮影できん・・・



(・ω・;)




ま、それでも何とか撮影。
羨道自体が左に傾いでますな・・・



((((;゚Д゚)))ガクガクガクブルブルブル




玄室から奥壁側。

外にいるのは、この寺に生えてる桜を撮影に来た
カメラマン達です。
初めて見る石室に興味津々のご様子。

下のパノラマ写真は、桜そっちのけで石室を撮影している
カメラマン達。
ああ・・・またコフニストが増えてしまった・・・



ヽ(゚д゚)ノ ええじゃないか








    飯沼天神塚古墳    総合評価                
  ビギナーお薦め度 ちょっとビギナーさんには敷居が高いかな。
  マニアお薦め度 非常に特殊な形状の石室。 マニア必見。
  交通アクセス状況   寺の前に駐車スペース有り。大型車進入不可。
 下車後徒歩約1分。
  観賞のポイント 他に例の無い狭長な羨道。 できれば奥まで見学したいですね。
  その他の注意点  ライト必須。 必ずお寺の方に挨拶しましょう。 





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