甲塚古墳



国道496号線を八景山交差点から200mほど南下
すると、甲塚古墳への標識が出ています。
それに従って200mほど西に進むと、大きな墳丘が
見えてきます。
これが甲塚古墳。
東西46m、南北36mの大型方墳です。












上のパノラマ写真は墳丘全景。
ほぼ南に石室が開口してます。

左の写真は開口部から。
羨道部分の天井石が消失してます。




・・・羨道と前室は復元か・・・



(;・∀・)




羨道から前室開口部。

前室の玄門の袖部が、羨道とほぼ同じ幅になっています。
他の複室形式の石室では袖部は内側に張り出してたので、
この形式はちょっと変わってますな。

・・・でも、復元だそうだから、どこまでオリジナルに忠実
なのかは疑問ですが。




前室。

幅、高さとも普通の横穴式石室の玄室くらいある、
大型の石室です。
幅約2.5m、高さ約3m、前室長2.5mほどか。
玄門周りの石材の巨大さが光りますな。



(・∀・)イイ!!




前室天井部。

何だかデタラメな石組み。
どうもテキトーに復元したみたい・・



(´Д`;)




後室。

墳丘の巨大さに比例した広大な玄室。
幅約3m、高さ4.6m、玄室長3.5mくらい。
表面処理された巨石がふんだんに用いられています。
側壁は上部でかすかに持ち送り。
い・・・イカス。



(;´Д`)スバラスィ ...ハァハァ




天井部。

見事な穹窿式天井。
さすがオリジナルは完成度がケタ違いですわ。



(*^ー゚)b グッジョブ!!




玄室から開口部。

両袖式。

床面はやや胴張りのようです。




前室から開口部。

両袖式ですが、この袖部分、立柱石じゃなくて普通の
石材を積み上げてる・・・
ホントにこんな風だったの?



(・ω・ )モニュ?




羨道から開口部。




    甲塚古墳    総合評価                      
  ビギナーお薦め度 気軽に見学できるのがポイント高し。
  マニアお薦め度 マニアの観賞にも堪える墳丘と石室。
  交通アクセス状況  道路脇に駐車スペース有り。 下車後徒歩約1分。
  観賞のポイント 羨道、前室は復元だそうで、後室の天井部や袖部分をチェックしたい。
  その他の注意点  ライト必須。  





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