水切1号墳







川西中学校の西の林内に、2基の古墳が整備保存
されてます。

上の写真、右のなだらかな墳丘が1号墳。








上の写真は、開口部側から墳丘全景。

羨道は長いのですが、その大部分の天井部は消失して
います。




羨道の天井石には、流麗な書体で「巌屋山」?
と彫り込まれてます。
江戸時代頃から宗教施設として再利用されてたよう
です。




石室は長く、全長10.1m。
羨道側壁は大きめの石材を平面処理して積み上げて
います。




玄室。
大きな玄室ですが、奥壁前に石仏が祀られているので、
やや狭く感じられます。
石材は不揃いですが、表面は平滑。
奥壁前の石製祠は真新しく、現在でも変わらず祭祀が
行われているようです。



(-∧-;) ナムナム




天井部。

底が平滑な石材を架けてます。
仕上がり具合はちょっと微妙・・・




玄室から開口部。

両袖式。

・・・何やら、玄門左の立柱石に彫り込みが・・・?



(・ω・ )モニュ?




極太の彫り込みで、「園通寺」?とあります。

これもかなり昔に彫られたようですが、昔は古墳を再利用するのは
ごく普通に行われていたようですね。



ヽ(゚д゚)ノ ええじゃないか




羨道から開口部。

羨道途中の床面に梱石らしき石材がありますが、
これが築造当時のものかは不明・・・



(・ω・` )





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