童男山12号墳



童男山古墳群に到着すると、まずこの12号墳が
出迎えてくれます。
直径20mほどの円墳。





古墳の側には、この簡単な案内板があります。
この案内板によるとこの古墳は11号墳となってますが、
古墳脇の標識は12号墳となってます。
1号墳側の古墳分布図でも11号墳は消滅していて、
この古墳は12号墳が正しいようです。

下の写真は墳丘全景。








開口部。

羨道前部の天井部は消滅。
開口部は高さ1mほどと、入室には問題ありません。




前室。

幅、前室長約2m、高さ約2.5mほど。
床面は胴張りのプランです。
袖石の立柱石とまぐさ石の間に石材が挟まってる
構造は、広川町の馬場古墳群の石室と共通して
ますな。



(*´д`*)ハァハァハァアハァ




前室天井部。

完璧な穹窿式天井。
側壁の均等な組み方がイカス。




後室全景。

これまた均整の取れた石室です!

幅約2m、高さ、後室長約3mほどか。
奥壁は大きな鏡石が据えられ、その上に石棚が架け
られています。
床面は完全な胴張りのプラン。
側壁は細長いブロック状の石材をレンガのように均等に
積み上げてます。
この加工は絶品です・・・



(;´Д`)スバラスィ ...ハァハァ




後室天井部。

ここも見事な穹窿式天井。
非常に細かい石材を組み上げる超絶テクニック
が炸裂!



(*^ー゚)b グッジョブ!!




石棚の上部を撮影。

奥行きは1mほど、ここに祭器なんかを供えたのか・・・



(・ω・` )




後室から開口部。

両袖式。

・・・しかし、裏から見るとこの立柱石、三角形の石材
なんですな。
どうしてこんな複雑な組み方したんだろ・・・?



(・ω・ )モニュ?




前室から開口部。

両袖式。

しかし、この石室は馬場古墳群の石室に似てますな。
石室の制作集団に何らかの関係があったのかも・・・




前室、左側壁。

ここも薄い石材を横積み。
1〜3号墳の石室の側壁とは全然違うのが興味深い。



(*´д`*)ハァハァハァアハァ




右側壁。





羨道から開口部。





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