童男山13号墳



童男山12号墳のすぐ裏の藪に、なぜだか古墳の
標識が。

・・・これじゃ、どこが古墳か分りませんがな。



(´Д`;)




藪を掻き分け10mほど進むと、大きな墳丘が見えて
きます。

これが童男山13号墳。
直径20mくらいの円墳か。




たぶん南東に開口。

羨道部は消滅してるようです。




開口部。

高さ約1m、幅50cmほど。




前室。

幅2m弱、高さ2m強、前室長2mほどか。
床面は完全な胴張りのプラン。




前室天井部。

穹窿式天井ではなく、一枚岩を架けた平天井。




後室。

この見事な石積みは何ですか?!

Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)


側壁、奥壁とも薄い石板を緻密な石組みで積み
上げています。
幅約2m、高さは3m以上ありそう。
後室長は2.5mほどか。
床面プランは胴張りで、まるで樽のように側壁が
膨らんでます。

とにかく天井が高い石室。
側壁、奥壁も見事に持ち送っています。
こりゃスゴイわ・・・



(;´Д`)スバラスィ ...ハァハァ




後室天井部。

この童男山古墳群でも、屈指の完成度を誇る穹窿式
天井。
天井石が小さすぎる・・・



(*^ー゚)b グッジョブ!!




後室から開口部。

両袖式。

天井部まで繋げて合成してみますた。
側壁と玄門上部の壁面がなだらかに組み合わさってるのが
分ると思います。
壁面をループ状に絞りながら、上部にいくにつれて持ち
送ってる・・・・・イカス。



(*´д`*)ハァハァハァアハァ




玄門、左袖部。

袖石の立柱石の上に、ワンクッション石材を噛ましてる・・・
この施工方法は、近隣の馬場古墳群のそれに類似してますな。




右袖部。

こちらも石材を挟んでいます。




前室から開口部。

両袖式。

・・・よく見ると、前室の玄門部分も袖石の上に石材を
挟んでるんだよね・・・
この12号墳と13号墳は、特に石室の共通点が多い
ように思える・・・



ヽ(゚д゚)ノ ええじゃないか





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