椚古墳



あわら市椚、八幡神社境内の東に保存されてる古墳
です。

下の写真は墳丘全景。
直径21m、高さ4.5mの円墳。












開口部。

高さ1.5mほどと、ラクに入室できるサイズ。
羨道は破壊されてますが、それでも2mほど残ってます。




玄門。

切石で構成された精緻な玄門です。




玄室。

凝灰岩の切石で構成された、シンプルかつ高度な
石組みです。
玄室長3.3m、幅1.5m、高さ1.7m。
側壁は二段、奥壁、天井石は一枚岩で構成されてます。
奥壁には十文字の彫り込みがあり、五輪塔と梵字が
刻み込まれてます。



(;´Д`)スバラスィ ...ハァハァ




天井石。

表面処理された一枚岩。




奥壁に彫られた五輪塔。

鎌倉時代のモノだそうですが、保存状態は極めて良好。



(*´д`*)ハァハァハァアハァ




こちらは梵字。

この付近では、古墳が仏教施設として再利用されてる
例が多いですな・・・



(・ω・` )




玄室から開口部。

両袖式。

石材構成は、水切古墳群の3号墳に似てますな。




羨道から開口部。




      椚古墳    総合評価                
  ビギナーお薦め度 ビギナーさんでも見学しやすい横穴式石室。
  マニアお薦め度 精緻な横穴式石室。 必見です。
  交通アクセス状況   神社前の体育館に駐車場あり。 大型車進入注意。
 下車後徒歩約1分。
  観賞のポイント 玄門部や奥壁周りの石積み、古墳とは直接関係ありませんが、奥壁の
 梵字や五輪塔の彫り込みも必見。
  その他の注意点  ライト必須。   





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