五条山2号墳



この五条山古墳群のメインディッシュが、この2号墳。
しかしこの2号墳がクセモノで、発見するのに30分くらい
かかりました。
だって、遺跡地図よりずっと上にあるんだもん・・・orz

・・・しかも、開口部が墳頂近くにあるので、「開口してねぇ
なぁ〜〜〜」と思いながら墳丘の周りを回ってスルーする
という失態を・・・



_| ̄|○  もうダメかも・・・




1m弱の開口部から潜りこんでみると、床面に石材が!

Σ(☆∀☆;)


な、何と石棺が残ってました!!




組合式箱形石棺です!
側壁材の破片が散乱してます。
白っぽい色からして、凝灰岩製の可能性が高いですな。
二上山の白色凝灰岩か・・・?



(*´д`*)ハァハァハァアハァ




側壁材の小口部分。

ちゃんと石材を嵌め込むための切り欠き加工が成されてます!
いい仕事してますな〜〜〜



(*^ー゚)b グッジョブ!!




おっと忘れてた石室も見学。

推定で幅、高さとも約2m、玄室長は5m弱ほどか。
自然石の巨石を乱石積みにした、極めてベーシックな
石室。
側壁は大きく持ち送ってます。
石室の状態もなかなかですな・・・



(・∀・)イイ!!




天井部。

天井も自然石。
底面は表面処理されてるかな?




石棺から奥壁まで合成。

石棺側壁の表面には、鑿で均した跡が観察できます。



(;´Д`)スバラスィ ...ハァハァ




石棺蓋を発見。

これは裏面で、ちゃんと彫り込み加工されてます。








上の写真は広角で合成。

左の写真は、奥壁側から石棺、開口部まで繋げて合成して
みますた。
石棺のサイズは幅約1m弱、長さ2mほど。




玄室から開口部。

右片袖式。
中央に落ちてる石材が石棺蓋。




羨道から開口部。

長さ2mほど。

分ってみるとすぐにたどり着けるのですが、たぶんもう
訪問しないだろうな・・・(;・∀・)





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