牽牛子塚古墳見学会



牽牛子塚古墳の見学会に出かけましたので、その
様子をリポートしたいと思います∩(・∀・)∩

これは二日目の9月12日の正午頃。
古墳南側の見学路の渋滞状況。
向こうの山上が古墳ですが・・・(;・∀・)

流石に全国報道されただけあって、現地は大混乱!
私は手前の飛鳥病院付近に駐車して歩いてきたの
ですが、古墳周辺には平気で駐車してる車だらけ!
ちょっと憤慨しましたが、帰り際には軒並み駐禁
切符を張られてたので、ちょっとスッキリしました。


ヽ(´ー`)ノバンザーイ


・・・しかし、暑さには参りましたわ・・・
私が並んでる時にも、熱中症で救急車が出動するほど。
右手では現地人がカキ氷を販売。



⊂⌒~⊃。Д。)⊃・・・し、死ぬわ・・・




30分ほどで古墳下まで進みました。

・・・見ろ、人がゴミのようだ!!
フハハハハハハハ・・・・・

(注)暑さのため混乱しています



( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \




墳丘下から。

二、三十人ずつ階段を登って見学。




さて、ここで在りし日の牽牛塚古墳を。

これは2009年10月ごろの墳丘。
この頃は見学者は一人も無く、ほぼ放置状態。




当時の開口部。

以前墳丘上に生えてた樹木は伐採されてます。
この当時は、「・・・フ〜ン、そろそろ測量でもするの
かな?」程度の認識ですた。




当時の開口部。

ゆっくりと奥まで見学可能。




それが、こう!!


Σr(‘Д‘n)


すっかり小奇麗に整備され、開口部まで近寄ることが
出来ません!
おばちゃんも這いつくばって撮影。








開口部前にはトレンチ(試掘坑)が!

どこかのオッサンが係員に質問してましたが、別に何も
出なかったとのこと。




開口部周り。

石槨の周りの土砂が除かれてます。
内部にはライトも設置。




あまり触れられてませんが、個人的にヒットだったのが
この石槨周りに充填された漆喰。
幅10cmほど、漆喰と礫を混合してコンクリートのように
用いてます。



(;´Д`)スバラスィ ...ハァハァ




開口部をズームで。

あまりの人の多さに、満足に石槨内を見学できた方は
少なかったハズ。
そこで、過去の石槨内部の映像を掲載してみました。




向って左の石槨。

天井部のアール加工がイカス。
床面には棺台が設えられてます。




右側の石槨。

内部に走る亀裂は、後年の南海地震で生じたものだそうな。



( ・∀・)つ〃∩ ヘェーヘェーヘェーヘェーヘェー




仕切り部分。

この精緻な加工に大感動!



(*´д`*)ハァハァハァアハァ




さて、墳丘後部に回って見ましょう。

散々メディアで報道された敷石。
間近で見ると、その存在感に圧倒されます。




敷石アップ。
凝灰岩の切石で構成された逸品。

こ・・・これは凄すぎ・・・



( ;∀;) カンドーシタ




敷石先端部。




手前に残る川原石のバラス。




さて、これは去年の墳丘後部。

藪が伐採され、封土が露わになってました。




冷蔵庫ぐらいある大きな切石が露出。

この頃は、これが何だか分からなかったのですが・・・




これがこう!


ド━(゚Д゚)━ ン !!!


墳丘内に何かいろいろ埋もれて
ますた!
中央奥に見えてるのが石槨の
背面。
石槨の外部を切石の石室で二重
に囲ってたようです。
これは石英安山岩だそうな。




敷石のエンド部分。




アップで。

この奥にもまだ敷石が続いてるんだろうな・・・



(・∀・)イイ!!


下記のパノラマ写真は、北側から全景。

また、この見学会はムービー撮影しましたので、下の
アイコンからご覧ください。
ヘボいムービーですが、見学会の熱気は伝わるかと
思います。
また、撮影中に画面が揺れると思いますが、右手に
カメラ、左手でムービー撮影という荒業を行ってるせい
なのでご容赦ください。

2本ムービーを撮影しましたが、2本目は敷石と石材を
アップで撮影してます。
このムービー、撮影中にズーム操作できないという
決定的欠陥に今気付いてしまった・・・(;・∀・)









    牽牛子塚古墳見学会  総合評価             
  ビギナーお薦め度 ビギナーさんでも大満足の見学会。
  マニアお薦め度 さすがにこのクラスの古墳になると感激ですわ。
  交通アクセス状況  駐車スペースあり。 下車後待ち時間約1時間半。
  観賞のポイント 敷石、墳丘後部の石材、石槨周りの漆喰など見どころだらけ。
  その他の注意点 特に無し・・・ですが、敷石とか埋め戻されるんだろうな・・・(・ω・` )   





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