岩屋前古墳



2011年初めの古墳はこの古墳から。

高山市西ノ一色町、ホテルアソシア高山リゾート北の
道路脇にある古墳です。
この古墳から苔川を挟んで南東、ホテルグランディア
飛騨高山の北にも千島古墳という古墳があります。

詳しくは下記のマップで。
この岩屋前古墳、グーグルストリートビューにもバッチリ
写ってます。








墳丘全景。

直径20m弱の円順。
開口部前に羨道の石材と思しき巨石があります。




「前」の字だけがきれいに消えてる・・・



(・ω・` )




開口部。

高さ1.5mほどと入室には問題なし。




羨道。

羨道長約4.5m、幅約1.5mほど。
玄門部分が少し埋まってるようですが、しゃがんで入室。




玄室。

こう峠口古墳の石室と比べるとこぶりですが、それでも
立派な巨石墳。
玄室長約2.5m、幅・高さ約2m。
石室全長は7.5mですが、実際は10m近くあったと
思われます。



(*´д`*)ハァハァハァアハァ




天井部。

表面処理した巨石。
ナイスな加工状態です!



(*^ー゚)b グッジョブ!!




右側壁。





左側壁。

飛騨市の高野光専寺古墳の側壁によく似てますな。





玄室。

両袖式。

ここの袖石は羨道とほぼ同じ幅に仕上がってます。




羨道から開口部。




羨道?の巨石。

この古墳は小丸山古墳より後、こう峠口古墳の前に
築かれたと考えられ、6世紀中〜後半の築造と思われ
ます。




    岩屋前古墳    総合評価                 
  ビギナーお薦め度 見学しやすい横穴式石室。
  マニアお薦め度 こう峠口古墳などとセットで見学したい。
  交通アクセス状況  駐車スペース無し。 下車後徒歩約1分。
  観賞のポイント 緻密な玄室の奥壁と天井部、玄門周りを重点的に。
  その他の注意点   ライト必須。 





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