大洞平1号墳



飛騨市古川町中野、JAひだバイオセンター南の山中に
ある2基からなる古墳群です。
森林公園内に保存されてます。

左の写真は1号墳全景。
詳しい位置は下記のマップを参照のこと。








開口部から全景。

南東に開口。
下の説明板では円墳になってますが、「古墳大辞典」では
方墳となっとる・・・



ヽ(゚д゚)ノ ええじゃないか








開口部。

「古墳大辞典」では羨道長8mとあるが、実際にはその
半分くらいに思える。
説明板だと7mになってますが。




玄室。

これは完成度の高い玄室です。
壁面には加工された割石を用い、奥壁は2枚の巨石で
構成。
持ち送りも少なく、さすが終末期の古墳だと感心させら
れます。
同じ飛騨市の高野水上古墳や高野光専寺古墳と同系列
の設計だと思われます。



(;´Д`)スバラスィ ...ハァハァ




天井部。

4枚の巨石で構成。




右側壁。




左側壁。

石材がブロック状に加工されてますな。




玄室から開口部。

両袖式。




右袖部。

立柱石で玄室と羨道を区別してます。
石材だけが突出したこの近辺ではノーマルな形式。




左袖部。




羨道から開口部。




    大洞平古墳群    総合評価                 
  ビギナーお薦め度 1号墳はビギナーさんにも見学しやすい。
  マニアお薦め度 飛騨市では必見の古墳群。
  交通アクセス状況  駐車スペース有り。 下車後徒歩約1分。
  観賞のポイント 1号墳は玄室、特に玄門周りをチェック。2号墳はサラッと流しましょう。
  その他の注意点  ライト必須。 夏季はマムシ・ハチに注意。   





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