愛宕山古墳







前橋市総社町総社、第六中学校東にある古墳です。
上の写真は墳丘全景。

左は開口部遠景。
墳丘南側、墓地の中にあります。




ちょっと高い位置に開口。
墓地の中を上っていきます。








開口部。

高さ1m弱。
四つん這いになりながら入室・・・



⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡≡≡≡≡≡




肉眼では分りませんが、玄室内は凄い埃!

群馬の土は火山灰がメインなのか、少し動いただけで
モクモクと埃が立ち上ります。
フ、フラッシュ撮影できん・・・



(´Д`;)




玄室。

輝石安山岩の自然石で構成された玄室。
奥壁前に、石棺が安置されてます。
群馬県で石室内に石棺が残ってるのは希少なので、
テンション上がりますわ・・・



(*´д`*)ハァハァハァアハァ




天井部。

巨石を架けてます。
底面は多少平面処理されてるのかな・・・?




さて、メインディッシュの石棺です。

凝灰岩製の、刳貫式家形石棺。
かなり風化が進んでるようです。
棺身に盗掘坑が・・・



(;・∀・)




手前の縄掛突起は風化してますが、奥側にはちゃんと
残ってます。
終末期の石棺らしく、ほとんど痕跡だけですが。




盗掘坑からお宅拝見。

内部の加工状況も精緻の一言!
蓋石の裏面もキッチリ彫り込み加工されてますね。



(*^ー゚)b グッジョブ!!




反対側。




玄室から開口部。

両袖式。




羨道。

あの開口部の下の石材、閉塞石・・・?



(・ω・ )モニュ?




   愛宕山古墳     総合評価                
  ビギナーお薦め度  開口部が狭いが、ぜひ内部見学していただきたい。
  マニアお薦め度  石棺が見学できる貴重な古墳。
  交通アクセス状況    学校前に駐車スペースあり。 下車後徒歩約1分。
  観賞のポイント  近隣の切石造りの石室とは一線を画した豪壮な石室。 近畿との関連も
 指摘されてるので、留意して見学したい。 石棺も要チェック !
  その他の注意点   ライト必須。 





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