柿ノ木坂古墳



榛東村柿の木坂、県道153号線下新井交差点の
すぐ南にあります。
県道の南側が小高い尾根になっていて、南側に回ると
古墳の石室が開口。




開口部から墳丘全景。

元は直径30m、高さ3.9mの円墳ですが、現状は
かなり縮小してるもよう。




開口部。

石室前部の天井部が欠損しているようです。
高さ1.5mほどと入室には問題ありません。




玄室。

標準的な横穴式石室。
石室全長6.35m、奥幅1.35m、前幅0.93m、
奥壁付近の高さは1.7m。
側壁は自然石を乱石積みですが、奥壁は丁寧に
表面処理された巨石を二段積みにしてます。
現在は物置として利用されてるようですね。



(´Д`;)




玄室から開口部。

無袖式。
羨道?の天井石が一段落ちてるのか・・・?



(・ω・ )モニュ?




羨道?から開口部。
設計には高麗尺が用いられてるそうで、6世紀末頃の
築造と考えられてます。




   柿ノ木坂古墳     総合評価                 
  ビギナーお薦め度  場所さえ分れば見学は楽。
  マニアお薦め度  基本を押えた横穴式石室。
  交通アクセス状況    駐車スペース無し。 下車後徒歩約1分。
  観賞のポイント  奥壁の精緻な加工具合や玄門周りの天井部が特徴的。
  その他の注意点   ライト推奨。 夏季はマムシ・ハチに注意。 





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