馬越長火塚古墳







豊橋市石巻本町字口明塚、権現山東の果樹園内に
保存されてる前方後円墳です。
上のパノラマ写真は後円部から。
向って右奥が前方部。

また、この周辺には多くの古墳が分布しています。
下記のマップを参照してください。
マップ左端の道路交差点付近に空地があるので、ここに
駐車して見学するのが効率的。








後円部、南側から。

横穴式石室がほぼ真南に開口。









開口部。

この古墳、複室形式の横穴式石室ですが、羨道の途中
にも立柱石があり、三室構造とも取れる形式になってます。
「日本古墳大辞典」では三室構造の石室にされてます。
左の立柱石は羨道の途中部分。
現状の石室全長は11.4m。




前室の前門から。

立柱石から後室の立柱石までは2.6m、幅1.6m。




前室。

前室長4.3m、幅1.8m。




天井部。

大きな石材で構成。
なだらかに開口部に向って低くなってます。




後室。

後室長3.5m、幅2.3m。
床面プランは胴張りで、持ち送りはほとんど無し。
奥壁の鏡石が光ってますな。



(;´Д`)スバラスィ ...ハァハァ




右側壁。

大まかに割った割石を乱石積み。




左側壁。




後室から開口部。

両袖式。




前室から開口部。

両袖式。




前門から羨道を。

実際の明るさはこんな感じ。
ライトはあったほうがいいでしょう。

下のパノラマ写真は南側から。
向って右奥が後円部。








   馬越長火塚古墳     総合評価             
  ビギナーお薦め度  ビギナーさんも必見の横穴式石室。
  マニアお薦め度  見学して当然の逸品ですな。
  交通アクセス状況     道路脇に駐車スペース有り。 下車後徒歩約3分。
  観賞のポイント  何といっても県下最大の横穴式石室。 特徴ある三室?形式や立柱石が
 見どころ。
  その他の注意点    ライト必須。 





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