堀越古墳



前橋市堀越町、県道34号線五十山交差点の南、鐘の
鳴る丘少年の家の西の住宅街にある古墳です。
傾斜地にありますが、古墳までの道がとにかく狭いので
注意。
ウッカリ古墳脇まで車で入り込んで、Uターンするのに
泣きそうになりますた。


(;・∀・) や、やばかった・・・


これは開口部前。
分かりにくいですが、開口部前には奥幅5.6m、前幅
8m、奥行3.55mの台形の前庭があります。

マップは下記を参考に。












直径25mの円墳で、西に開口。

開口部は高さ1mほどと、かなりしゃがまないとキツイ
です。




羨道。

羨道長3.39m、幅0.82m。
玄門部分に大きな梱石があり、入室するのに苦労しま
した。



ズサ━━⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡━━!!




玄室。

これは見事な玄室です。
玄室長3.2m、奥幅1.88m、高さ2.1m。
壁面は加工された硬質安山岩のブロックで構成。
持ち送りもあまりありません。



(;´Д`)スバラスィ ...ハァハァ




天井部。

巨石二枚で構築。
これはやや自然石に近いかな・・・?




右側壁。

「日本古墳大辞典」には自然石とありますが、限りなく
切石に近いデキですな。



(*^ー゚)b グッジョブ!!




左側壁。




玄室から開口部。

両袖式。

玄門周りの石材は左右対称に造られてます。
7世紀末〜8世紀初頭の築造と、群馬県最終末期の
古墳。




羨道から開口部。




   堀越古墳     総合評価               
  ビギナーお薦め度  羨道が狭いですが、ぜひ見学していただきたい。
  マニアお薦め度  非常に状態のいい終末期の横穴式石室。
  交通アクセス状況    駐車スペース無し。 下車後徒歩約3分。
  観賞のポイント  側壁や玄門周りの精緻な石材加工が見事です。
  その他の注意点    ライト必須。 カマドウマ注意報発令中!





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