日吉垣の内古墳



素晴らしい石棺式石室の多い松江市ですが、まだ
掘り出し物が隠れてました!

松江市西持田町日吉、県道21号線沿いの農地内に
残ってる古墳です。
隣のリサイクルショップが目印。

詳しい位置は下記のマップで。








墳丘全景。

かすかに開口部の石材が見えてます。
墳形などは不明。




開口部から羨道。

石材が落ち込んでいて、よく分かりません・・・



(・ω・` )




墳丘に上ってみましょう。




石室の天井部がかすかに開口。

雑草を掻き分けてみると・・・




せ、石棺です?!

 ヽ(`д´;)/  うおおおお!?


石室内に大きな横口式の石棺が残ってました!




石棺全景。

組合式家形石棺。
浮石凝灰岩(荒島石)を用いた逸品。
こ、こんな素晴らしい石棺が残ってたとは・・・



(*´д`*)パッション!!




おっと奥壁を撮影。

玄室は幅2.7m、高さ1.7m、玄室長1.8mと幅より
奥行きが短い、いわゆる「Tの字型」の床面プラン。
前壁と奥壁で側壁を挟み込む、石棺式Aタイプという
形式。

そして、下の石棺蓋の前面縁にギザギザの線刻
あるのが分かりますか?
そう、この石棺、蓋石の縁に鋸歯状文を持つ線刻壁画
石棺なのです!



(;´Д`)スバラスィ ...ハァハァ








では石棺内部も見学。

右側壁側。
内部は全て表面処理された一枚岩。




奥壁。

寸法は内法で奥行き0.4m、高さ0.54m、長さ
1.4m。




左側壁側。

内部には朱が残ってます。
この石材は横口の閉塞石の一部。



(*´д`*)ハァハァハァアハァ




蓋石の裏面。

長方形に彫り込み加工済み。
削った鑿跡も残ってます。
何という個性的な形状・・・



(・∀・)イイネ!!




おっと忘れてた玄室の天井部。

高さが無いので一部しか写ってませんが、一枚岩。




右側壁。

こちらの画像の方が石棺蓋の線刻が分かりやすい
ですね。




左側壁。




左の袖石。

奥行きが無いので開口部全体を撮影出来ん・・・



(´Д`;)




右袖石。




玄室から開口部。

両袖式。
石室全長は5mほど。

・・・しかし、こんな逸品が残されていたとは・・・
松江市も侮れん・・・



( ´ー`)フゥー...




   日吉垣の内古墳     総合評価             
  ビギナーお薦め度  藪だらけですが、晩秋か初春にでも見学していただき
 たい。
  マニアお薦め度  これはもう見学せずにはいられませんな。
  交通アクセス状況    駐車スペース無し。 下車後徒歩約1分。
  観賞のポイント  希少なTの字型石室に横口式石棺、線刻壁画と見どころだらけ。
  その他の注意点      ライト推奨。 冬季推奨。 滑落注意。 農地内なので
              農繁期は配慮してください。 





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