茶畑12号墳



大山町茶畑、県道36号線から広域農道を北東に進み、
高架橋をくぐってすぐ左の農地内の道路に入り、高架橋
の北側に行きます。
そこから数十m北に進むと左下に側道が分かれてるので
そちらに入り、100mほどで右上の斜面に露出した石室
が見えてきます。

下記にマップを用意しましたが、付近の細道が載ってない
ので写真で確認してください。








墳丘全景。

封土は失われていて、墳形などは不明。




開口部から全景。

石棺式石室の玄室のみが残存。




開口部周りの石材には、閉塞石を嵌め込むための
溝が彫ってありますな。



(*´д`*)ハァハァハァアハァ




OH  COOL!!

(*^ー゚)b グッジョブ!!

小ぶりながら完成度MAXの石棺式石室。
幅1.6m、高さ1.3m、玄室長1.8m。
角閃石安山岩を用いた逸品で、奥壁を側壁で挟む
石棺式Bタイプ。
各壁面の表面処理もGOOD!
これはもう見学せざるを得ない・・・



(;´Д`)スバラスィ ...ハァハァ




天井部は巨大な一枚岩。




奥壁上部には板石を挟んで高さ調節。
上角のL字型の石材は力石といい、側壁と奥壁の
接合強度を増すための石材だそうです。



( ・∀・)つ〃∩ ヘェーヘェーヘェーヘェーヘェー




右側壁。





左側壁。

壁面は複雑な切組みの手法が用いられてます。
何という匠の技・・・



( ;∀;) カンドーシタ




玄室から開口部。

両袖式。




石室を側面から。

手前の石材は羨道の一部だそうです。




   茶畑12号墳     総合評価                 
  ビギナーお薦め度  ビギナーさんにもお薦めの石棺式石室。
  マニアお薦め度  マニアなら絶対に見学しておくべき逸品。
  交通アクセス状況    駐車スペース無し。 下車後徒歩約1分。
  観賞のポイント  奥壁上部の力石や側壁の切組み、開口部の彫り込みなど見どころだらけ。
  その他の注意点   ライト必須。  





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