布子谷古墳



斐川町阿宮、高野古墳群のある丘陵麓の山腹に
築かれた古墳。
行き方が分かりにくく、現地で尋ねて訪問しました。
2011年12月訪問。

詳しい位置は下記のマップに記しましたが、ポイントは
左の写真の地点。
大きなゴミ箱のある場所から20mほど北に入ると
竹林があり、その手前に東に上る谷があります。
谷が尽きる地点まで200mほど登ると、左手上方の
斜面に墳丘が見えてきます。









谷から見た墳丘。
分かりにくいので注意。




墳丘全景。

現状は直径10mほどの円墳ですが、正式な墳形は
不明。




開口部。

ほぼ真南に開口。
玄室のみが残存してます。
高さ50cmほど・・・



ズサ━━⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡━━!!




玄室。

COOL!!

(*^ー゚)b グッジョブ!!

幅1.3m、玄室長1.9m。
床面がうまってますが、高さは現状で1.5m弱。

完璧なまでの完成度。
側壁は切組み積みで、天井部はなだらかなカマボコ型に
加工されてます。
こ、これはイカス・・・



(*´д`*)ハァハァハァアハァ




奥壁。

表面処理された一枚岩。
左上の隅に力石が用いられてます。
側壁で奥壁を挟む石棺式Bタイプ。




天井部。

それにしても、この表面処理は・・・



(;´Д`)スバラスィ ...ハァハァ




右側壁。

下段は一枚岩、上段は2枚の石材を横に並べてます。




左側壁。

こちらは精緻かつ複雑な切組み積み。




玄室から開口部。

しかし、スゴイ石室でしたわ・・・



( ´ー`)フゥー...




   布子谷古墳     総合評価             
  ビギナーお薦め度  たぶん一人では無理です。
  マニアお薦め度  最高級の石材加工を誇る石棺式石室。
  交通アクセス状況    駐車スペース無し。 下車後徒歩約5分。
  観賞のポイント  奥壁、天井、側壁のすべてがハイレベルな逸品。
  その他の注意点      ライト推奨。 冬季推奨。 滑落注意。 動物注意。





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