茶臼山第1号古墳



白岩第7号古墳から道路を挟んで南東の独立丘陵に
ある古墳。

これはその丘陵を北側から。
詳しい位置は白岩第7号古墳のページをご覧ください。
2012年5月訪問。




訪問ルートは丘陵北東から。
農地内に丘陵へ続く小道があります。
古墳は丘陵の向って右端(北端)あたり。




墳丘全景。

直径28m、高さ4.23mの円墳。




開口部は南東方向。




説明板はほとんど消えかかってます。

書かれているのは「古墳時代後期頃の構築と推定されて
いる。両袖型石積古墳、石積はアーチ型、石室は珪岩で
造られている。石室の軸は南東南ー北西北である。玄室
入口の形態は日本神道・鳥居の貫の先駆をなすものと
想像される。」とあります。





開口部。

金網で封鎖されてますが、ここは特殊工作員
出番ですな。



ズサ━━⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡━━!!




羨道。

長さは2.5mほど。
高さは1m弱で、とても立てるほどではありません。




玄室。

ここはかなりの大きさがあります。
奥の天井幅1.42m、床幅1.79m、高さ2.04m
玄室長3.84m。
側壁は細かい割石の乱石積み。
東日本大震災にも負けず完全に残ってます。



(;´Д`)スバラスィ ...ハァハァ




天井部は巨石を使用。




右側壁。

しかし、ホントに石材が小さいわ・・・



(´Д`;)




左側壁。




玄室から開口部。

両袖式。




羨道から開口部。




    茶臼山第1号古墳    総合評価          
  ビギナーお薦め度 位置的にお薦めいたしかねます。
  マニアお薦め度 横穴式石室マニア必見の古墳。
  交通アクセス状況  駐車スペース無し。 下車後徒歩約3分。
  観賞のポイント 特に側壁の緻密な石積みがいい感じ。
  その他の注意点  ライト必須。冬季推奨。カマドウマ警報
            発令中! 





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