下鶴古墳

小郡市干潟2131、小郡市運動公園から700mほど東の集落内に天満宮があります。

左の写真は天満宮全景。
天満宮自体が古墳のようです。

詳しい位置は下記のマップで。
2019年2月訪問。


鳥居から境内全景。

奥に社殿があります。

社殿右側(東)に箱式石棺あり。

摩耗して読めない説明板。
がんばって解読してみました。

大正五年二月十三日、当時、神社の統廃合が行われていて、下鶴神社は御神体を干潟阿〇神社に
合祀し、その後、土地を整地していたときその〇上付近に箱形式石棺が出土した。
その蓋石を取った〇〇、朱詰にされた石〇に白骨が北枕、横臥の姿勢で現れ、歯・・・・に
年令三十余才と推定された。副葬品として貴重な鏡、鉄〇〇が発見された、
玉・お〇〇あったので・・・・・・この古墳は当時三段になり、相当高かったらしい。
その時に地〇〇をしたために、、現在東西二十三メートル、南北三十メートル、高さ二メートル余り、
相当けずられて、低くせまくなっている。
石棺は縦170センチメートル、横60センチメートル、深さ40センチメートル、〇状の〇、
箱形〇〇、記念に立っている〇〇はその蓋石という。
鏡は〇製四〇鏡(円〇真〇10.6センチメートル)で、その後大正七年三月、時の
東京帝〇博物館(現○○博物館)に平田金次〇氏より寄贈され現在に至っている。
剣は長さ三十五センチメートル・・・・・になっていたらしく、白骨もすぐぼろぼろになり
付近の墓に葬っている。
小郡市から鏡が完全な形で出土したのは初めてであり、このような箱式石棺の出土例も
珍しく、古墳時代初期、紀元三、四世紀頃のものと思われ、この地方豪族の墳墓と考えられる。


石棺全景。

この一部高くなった場所に箱式石棺が保存。

墳丘中央には箱式石棺の蓋石が露出。


(∩´∀`)∩ワーイ


これは西側から。

南側から。

東側から。

北側から。

できれば内部見学できる状態で保存して欲しかった・・・



(・ω・`)

    下鶴古墳        総合評価             
  ビギナーお薦め度  ビギナーさんには単なる神社にしか見えないかも。
  マニアお薦め度  石棺マニアなら訪問すべき古墳。
  交通アクセス状況     駐車スペース無し 下車後約1分
  鑑賞のポイント  まぁ箱式石棺なんですが、内部が見学できないのは残念。
  その他の注意点  特に無し



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