忍陵古墳



四條畷市、JR忍ヶ丘駅東口から北へ進み、JRの高架を
くぐってすぐの路地を左折(ラーメン屋有り)
そのまま数百m進むと、坂を上りきった左手に
忍陵神社の標識が出ています。

墳丘全体が神社になっています。
全長87mの前方後円墳。
四世紀中頃に築造されたと考えられています。




石段を上ると、この覆屋があります。
この古墳、室戸台風で社屋が倒壊し、その復旧作業中に
石室が発見されました。
そのほか、大阪夏の陣では徳川秀忠の陣地が
置かれたりと、数奇な運命を辿った古墳です。








北側から撮影。

南北に石室の主軸が通っています。
石室長6m。
石室の石材は、遥か兵庫県猪名川から運ばれてきた
そうです。


(;´Д`)スバラスィ ...ハァハァ





南側から。

日本書紀によると、この付近は大和朝廷の牧場だった
ことが分かっています。
この古墳の被葬者も、何らかの関係があるのかも・・・

この古墳もムービー撮影いたしました。
貴重な竪穴式石室をジックリ観賞してください。


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     忍陵古墳   総合評価            
   ビギナーお薦め度 出土したままの竪穴式石室が見学できます。 
   マニアお薦め度 板石を積み上げた石室構造がよく分かります。
  交通アクセス状況   神社前に駐車スペース有り。 下車後徒歩約1分。
  観賞のポイント 墳丘は削平されているので、ジックリと竪穴式石室を観察したい。 
 石宝殿古墳も近いので、あわせて見学しましょう。 
  その他の注意点 特になし。         





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