今市大念寺古墳



県道277号線沿い、出雲科学館パークタウン前駅の
すぐ西にある大念寺の裏山の墓地内にある古墳です。
全長92mの前方後円墳で、西に開口しています。








開口部。

施錠・・・されていません!!
見学するには教育委員会から鍵を借りなければならないと
聞いていたので、予想外の幸運です!


ワーイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワーイ




前室。

この古墳、石室が前室と後室に分かれている複室構造に
なっています。
出雲では割とポピュラーなタイプですが、近畿の石室に
慣れた私には新鮮です・・・




玄室後室。

もう、玄室いっぱいに置かれた超巨大石棺が
ものすごい存在感を放っております!
幅、高さ1.7m、長さ3.3mの刳抜形家形石棺。
さすが日本一の貫禄です。


(;´Д`)スバラスィ ...ハァハァ




石棺側面には、遺体を搬入するための開口が
設けられています。
しゃがめば難なく入室できる大きさです。





しかし・・・どうしてこんな巨大な石棺を作ったんだろ?
まさか、被葬者が身長3mの巨人だったとかいう
ベタなオチは勘弁していただきたい・・・


(;・∀・)





石棺開口部。

開口下部に石製の踏み台?が設けられています。
また、開口部に蓋石を嵌め込むための彫り込みが
加工されているのも必見です。

・・・しかも、この石材の薄さ!
わずか数センチしかありません。
か、神業や・・・

(・∀・)イイネ!!




石棺内部。

こ・・・この、神々しいまでの完成度はどうよ!?
蓋と棺身の整合性といい、滑らかな石材の表面加工と
いい、もはや芸術の域に達しています。
また、天井部分が台形状に加工されているのも必見。

あ、あかん・・・
脳内麻薬がダダ漏れ状態や・・・・


(*´д`*)エクスタシィー


下の簡易蛍光灯は見学用に置かれているものです。
出雲市の教育委員会はいい仕事してますな・・・


(*^ー゚)b グッジョブ!!




石棺横から後室開口部。

石棺が大きすぎて石室が小さく感じますが、全長12.8m
奥室幅2.9m、高さ3.3m、長さ5.8、m。
前室幅2.4m、高さ2m、長さ3.1mを誇る
県内屈指の大型石室です。




後室開口部。

両袖式。




前室には、組合せ式石棺の底部が残っています。
これも充分大きいのですが、後室の石棺の前では
存在が霞んで見えます・・・・・





前室開口部。

両袖式。
玄門の下には、部屋を仕切る間仕切り石が置かれて
います。
これも出雲の古墳の特徴の一つです。


当然、この古墳のムービーも撮影しました。
下のカメラアイコンをクリックしてください。
この日本最大の石棺を疑似体験できますよ。


ワッショイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワッショイ




     今市大念寺古墳   総合評価            
   ビギナーお薦め度 とりあえず、何が何でも見学すべし。
   マニアお薦め度 島根屈指の大型石室。 ここで死んでも悔い無し!
  交通アクセス状況   大念寺南の高架下に駐車場有り。 
 下車後徒歩約3分。
  観賞のポイント 日本最大の石棺がアナタを待っています! もう、穴が開くほど見学して脳裏に
 刻み込むべし! ド━(゚Д゚)━ ン !!! 
  その他の注意点  ライト必須。          





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