丁薬司古墳



丁瓢塚古墳の北東、京見山の西に突き出た丘陵の
突端部に位置しています。
丘陵の突端南面に司神社があり、その東の山腹に
墓地が開かれてます。
司神社西の竹林中の山道を登るのが近道ですが、
分かりにくいので、墓地中央の階段を登り、峰に出て
左折(西)して100mほど進むと、墳丘に着きます。
ちょっと遠回りですが、こちらのルートがお薦め。




開口部。

上部の開口部は天井石の欠損した跡。
広いけど高さがあるので、狭いですが下部の開口から
入ってください。


ズサ━━⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡━━!!




玄室。

・・・何だかパズルみたいな乱雑な石組みの奥壁。
側壁がアーチ状に持ち送っているのは、この古墳が
初期の横穴式石室である特徴だそうな。

・・・それより、床に敷いてあるムシロは何?
非常に生活臭を感じるんですけど・・・


・・・(;・∀・)




玄室から開口部。

左片袖式。

・・・羨道部が非常に狭い。
これで石棺を搬入できたのか?




     丁薬司古墳   総合評価           
   ビギナーお薦め度 開口部が狭いので、覚悟の上見学を。
   マニアお薦め度 石材が欠損しているが、前期の横穴式石室なので
 ぜひとも見学したい。
  交通アクセス状況    墓地の前に駐車場有り。 下車後徒歩約5分。
  観賞のポイント アーチ状の側壁、開口部周りの石組みなど見どころ多し。
  その他の注意点    ライト推奨。 冬季推奨。 夏季はマムシ、ハチに注意。 





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