山頂支群4号墳



山頂古墳からのぎ保育園の方へ少し進むと、山腹に
古墳の表示板があります。
この丁山4号墳も前方後円墳で、3号墳と同じく
前方部と後円部の両方に石室を備えています。




前方部の墳丘。

石室が開口してますが、こちらは奥壁側。
本来の開口部は南側に開口しています。




こちらが開口部。

開口部の高さは1m弱。
四つん這いになって入室するハメに・・・


=========_| ̄|○




玄室。

玄室は非常に立派な造り。
幅2m、高さ3m、玄室長4mほどか・・・
小ぶりな石材を丁寧に組み上げています。
足元に転がってる石材は奥壁上部の石材か・・・




玄室から開口部。

右片袖式。
大きなまぐさ石が印象的。
羨道も3mくらいあり、この山頂支群では最大級の
石室です。


(・∀・)イイネ!!




前方部墳頂。

天井石の巨大さがよく分かります。




墳丘全景。

後円部の開口部前から前方部を撮影。
写真左端に後円部の開口部、右奥には前方部の
墳丘が見えています。








開口部。

何とこの石室、北向きに開口しています!

( ̄□ ̄;)ナント!!

これまで何百という石室に入室してきましたが、
北向きに開口している石室は記憶にありません・・・
南側にもスペースは充分あるのに、いったい何故・・・?

・・・しかも、開口部がとてつもなく狭い!
仕方なく匍匐前進で・・・


ズサ━━⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡━━!!




狭くて長い羨道を苦労して抜けると、そこには
思ってたより立派な石室が。
幅2m、高さ2m、玄室長3mほどか・・・
前方部の石室をスケールダウンしたような造りです。
全体的に床が埋まっているようですな。




玄室から開口部。

右片袖式。
天井石は巨大な一枚岩で、まぐさ石も巨石を用いています。




玄室から羨道を。

この古墳、玄室より羨道が長く、5m近くはあるようです。
この石室に入室する際は、汚れてもいい服装で
チャレンジしてください。


 ⊂(´∀`⊂⌒`つ≡≡ツルッ♪




     山頂支群4号墳   総合評価           
   ビギナーお薦め度 後円部の石室はともかく、前方部の石室だけでも見学
 しときましょう。
   マニアお薦め度 当然両方とも見学するよね! ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ
  交通アクセス状況    保育所奥に駐車スペース有り。 下車後徒歩約30分。
  観賞のポイント 何といっても北向きに開口した石室。 万難を排しても突入すべし!
  その他の注意点    ライト必須。 冬季推奨。 夏季はマムシ、ハチに注意。 





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