神光寺その22



神光寺その21から上に上ると、また小さな駐車場が
あります。
その駐車場の石垣に巧みに偽装された墳丘があります。
神光寺その22です。




開口部。

南に開口しています。
開口部の大きさは縦横1.5mほど。
開口部の前面には左右に側壁がありますが、
古墳築造当時のものかは疑問です。
恐らく、墳丘の周囲の石垣と同時に整備されたものと
思われます。
開口部右側の石材に「HA6」の書き込みがあるので
これが「服部川6号墳」でしょう。




玄室。

現在はお寺の倉庫代わりに使用されてるようですが、
非常に大きな石室です。
幅3m、高さ3.5m、玄室長4.5mほど。
側壁の持ち送りもわずかで、石室の体積では高安千塚
でも有数の規模を誇ります。


( ;∀;) カンドーシタ




玄室から開口部。

左袖が小さいですが、両袖式のようです。
・・・しかし、神光寺の敷地内の古墳はどれも規模が
大きい・・・


ヽ(゚д゚)ノ ええじゃないか




墳丘後部。


ΣΣ(゚д゚lll)ガガーン!!


・・・何と、墳丘の一部を掘削して、焼却炉を設置
してます!
お寺なのに、古代のお墓である古墳を破壊するとは
何と罰当たりな・・・


(・A ・)イクナイ!





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