12号墳



この前塚・桐ノ木古墳群最大の目玉商品がこの
12号墳。

直径13m、高さ0.5〜2mの円墳。




開口部側から。

玄室の後部が残存。
石室残存長1.6m、幅1.8m、高さ1.75m。
天井部の幅は0.85mと、極端に側壁が持ち送って
ます。




奥壁部分。

この古墳の最大のウリ、装飾壁画?が残されてるのは、
奥壁下から二段目の石材です。




向って右端の石材。

白色の円形模様が残されてますが、これは資料には
記載無し。



(・ω・` )




中央の石材。

向って右側に、横に3つ並んだ渦巻き模様の円が
残されてます。
目立ってたのでこれが問題の装飾壁画かと思いました
が、これも資料には記載無し。

下のパノラマ写真はアップで。

・・・最近の落書きなのかなぁ・・・?



(・ω・ )モニュ?








そして問題の二重同心円!

中央の石材に、左上半分が残されてます。
この発見に、伊賀市は専門家に鑑定を依頼。
独立行政法人奈良国立文化財研究所埋蔵文化財
センター保存修復科学研究所・・・ってどんだけ長い
名前やねん!


ヽ(`Д´)ノウワァァァン


・・・ともかく、そこの専門家が携帯型蛍光X線
分析装置やらポリライトやら赤外線
リフレクトグラフィとか謎の未来装置
検査した結果、

「天然モノだね、以上。」 
(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!

・・・という切ない結果に終わってしまいますた・・・

・・・よく分からんが、スゴイ税金が突っ込まれたことは
確かなようです。



工エエェェ(´д`)ェェエエ工工


・・・三重県初の装飾壁画で大儲け、という野望
吹っ飛びましたが、まぁそこは忘れてジックリ見学させて
いただきましょう・・・

・・・しかし、資料の写真より外側の円が薄くなって
きてる・・・
やっぱ退色してるのかなぁ・・・?









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