宮ノ脇古墳石室 飯塚市立岩、旌虫公園南にある立岩遺跡収蔵庫の 敷地内に移築保存されてる石室です。 県道４２１号線から公園に入り数十ｍ歩くと、右手に 古墳への標識があります。 墳丘全景。 藪の影にあるので分かりにくいかも。 石室全景。 前方後円墳の後円部にあった石室を移築しました。 複室形式の石室ですが、前室はすでに破壊されてたので 移築されたのは後室のみ。 玄室。 ブロック状の割石を丁寧に積み上げた精緻な石室。 移築されたとは思えないほど、いい状態で復元されて います。 壁面下部には大きな石材を腰石として据え、その上に 小ぶりな石材を積み上げる合理的な工法。 側壁は上面で持ち送ってます。 （；´Д`）ｽﾊﾞﾗｽｨ ...ﾊｧﾊｧ 天井部。 穹窿式天井に近い形状の天井部！ 側壁が見事に天井石に集中してます。 古代人もさることながら、この天井部を復元した現代人も かなりの匠ですな・・・ (*^ーﾟ)b ｸﾞｯｼﾞｮﾌﾞ!! 玄室から開口部。 両袖式。 玄門の袖石が特徴的な形状をしてます。 八女市の童男山１２号墳の袖石に似てるような・・・ それと、まぐさ石の上の石積みがスゴイ事に・・・ 天井部の再現で力尽きたのか？ (・ω・　)ﾓﾆｭ? 　　　　　　宮ノ脇古墳石室　　　　総合評価　　　　　　　　　　　　　　　 　　ビギナーお薦め度  　これまたビギナーさんに優しい石室。 　　マニアお薦め度 　非常に復元状態のいい石室。 　　交通アクセス状況 　 　駐車スペースあり。　下車後徒歩約１分。 　　観賞のポイント 　復元ながら状態は良好。　特に天井周りの石組みが秀逸。 　　その他の注意点 　夏季はマムシ・ハチに注意。