馬背塚古墳







御猿堂古墳から国道151号線を300mほど北上した
西側にある古墳。

墳丘脇には駐車スペースもあります。

上の写真は南側から墳丘全景。
向って右が前方部。












墳丘、前方部から後円部。

前方部南側に石室が開口。
この古墳、一墳丘に二石室を持つ貴重な古墳。
この前方部の石室か後に造られたようです。




開口部。

高さ1m弱、ほとんど四つん這いになって入室。




羨道部。

羨道長5.5m、幅2m、高さは現状で1.6m。




玄室。

玄室長6.4m、幅は奥側3m、中央幅3.3m、玄門部で
3.4m、高さは3.3m。
石材の加工や構成に、おかん塚古墳との類似性が
指摘されてます。
とにかく、大きい!というのが第一印象。
さすが終末期の石室ですわ・・・



(*´д`*)ハァハァハァアハァ




天井部。

表面処理された巨石を使用。




玄室から開口部。

両袖式。
玄門周りもおかん塚古墳のそれに酷似。
側壁の石材が大きい!



(*´д`*)パッション!!




羨道から開口部。

実際の明るさはこんな感じ。
開口部が狭いので薄暗いですが、慣れれば何とか・・・
ライトはあったほうがいいです。




今度は後円部へ。




後円部石室開口部。

こちらは高さ1.5m弱とやや高く、楽に入室可。




石室全景。

こちらは無袖式のため、石室全体が見通せます。
明るさも問題なく、晴れてればライトは不要。




玄室。

前方部の石室とはうって変わってスリムな石室。
玄室長8.4m、幅は奥側が1.9m、中央2.1m、
玄門部で2m。
高さは約2.7m。




奥壁部分。

巨石二枚で構成。
この石室は近隣の御猿堂古墳に続いて築造されたようです。



( ・∀・)つ〃∩ ヘェーヘェーヘェーヘェーヘェー




天井部。

これも巨石を使用。
底面は平滑に処理されてます。




玄室から開口部。

無袖式・・・ですが、微妙に袖状の張り出しがあるような?



(・ω・ )モニュ?




玄門部分。

まぐさ石が一段落ちて羨道と区別。
羨道長3.3m、幅1.8m、高さは現状で1.4m。




後円部側から全景。

この古墳もムービー撮影しましたので、二つの
石室を見比べてみてください。




    馬背塚古墳    総合評価                   
  ビギナーお薦め度 ビギナーさんでも必見の前方後円墳。
  マニアお薦め度 石室マニア歓喜昇天モノの逸品。
  交通アクセス状況  墳丘脇に駐車スペース有り。 下車後徒歩約1分。
  観賞のポイント それぞれが完成度の高い横穴式石室。 近隣のおかん塚古墳や御猿堂
 古墳の石室と比較して見学したい。
  その他の注意点  ライト推奨。 





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