霊符殿古墳



2009年最後の更新は、この古墳で。

藤岡町藤岡、諏訪神社古墳から300mほど北、
天龍寺とういお寺の裏にある古墳です。
お寺の住職様に見学をお願いしたところ、快く許可して
くださいました。



アリガト!(´▽`)




墳丘。

直径33m、高さ5.9mの円墳?




住職の息子さん?に案内されて古墳へ向ったところ、
偶然東京から見学にいらしてた方と遭遇!
一緒に見学することになりました。

観光地じゃない古墳で同志に遭遇するのは久しぶり
ですわ・・・



ヽ(゚д゚)ノ ええじゃないか








開口部側から。

鍵を開けてくださってるのが住職の息子さん?




開口部。

側壁の石積みは近年の改変か。




羨道部。

高さ1mほどと、しゃがみながら入室。
側壁の石積みは珪岩質の転石を使用。




玄門部。

まぐさ石があるように見えますが、これは羨道の途中の
石材です。
本当の玄門はこの奥1mほどの位置にあります。
この開口部がひたすら狭く、這いつくばって入室・・・



ズサ━━⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡━━!!




模様積みキターーーーー!!

キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!


伊勢塚古墳の石室に勝るとも劣らぬ、見事な模様積みの
石室です!
側壁の石積みはやや粗いようですが、それでも見事な
工作が成されています。
この、転石と棒状片岩の究極のハーモニー・・・イカス。



(;´Д`)スバラスィ ...ハァハァ




奥壁部分。

伊勢塚古墳は奥壁が巨石を積んでましたが、この霊符殿
古墳は奥壁まで模様積み。
デタラメな石材配置の中にも漂う風格・・・



(*´д`*)ハァハァハァアハァ




天井部。

天井は巨石を並べて配置。

・・・しかし、いつもながらこの天井石と側壁のバランスは
凄いわ・・・
崩れそうで崩れない究極のバランスですな。



(*^ー゚)b グッジョブ!!




玄室から開口部。

両袖式。

石室の床面左右に並んだ石材は何だろう・・・?
閉塞石?それとも石棺材?



(・ω・ )モニュ?




玄門部。

ちゃんと袖石とまぐさ石があります。
羨道途中のまぐさ石?も見えてますね。




玄門から羨道。

これ、複室形式の石室じゃないのか・・・?



(;・∀・) ビミョー・・・




墳丘の西部は、JRの線路で削られてますた・・・



(・ω・` )




   霊符殿古墳     総合評価            
  ビギナーお薦め度  玄門部が狭いのと、カマドウマが・・・(´Д`;)
  マニアお薦め度  伊勢塚古墳と双璧を成す逸品。
  交通アクセス状況    天龍寺に駐車場あり。 下車後徒歩約1分。
  観賞のポイント  模様積みの壁面はもちろんのこと、個性的な玄門や羨道のまぐさ石も注目。
  その他の注意点    ライト必須。 カマドウマ警報発令中!





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