南下A号墳



2010年の更新は、まずこの古墳群から。

トップページの標識前から20mほど南下すると、左手に
豚の厩舎があります。
その厩舎から東へ20mほど行くと、右手の崖下に丸い
墳丘が見えます。
これが南下A号墳。




開口部前に下りてみました。

直径20〜27mの円墳。
二段築造され、高さ4m以上。
築造は7世紀後半、南下E号墳の次に新しい古墳だと
考えられています。

南下古墳群の資料は、同じ吉岡町の三津屋古墳に用意
されてるので、先にそちらを見学した方がいいでしょう。
私は南下古墳群の後に三津屋古墳を見学してしまった
ので、後の祭りでしたが・・・



(|| ゚Д゚)トラウマー




古墳脇には詳細な説明板が。








開口部。

それでは入室・・・といきたいところですが、開口部が
かなり狭い!
高さ1m弱、這いずりながら入室・・・



ズサ━━⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡━━!!




羨道。

羨道はわりと高さがあります。
この側壁も精緻な角閃安山岩の截石切組積み。
桐生市の中塚古墳のそれに酷似してますな。



(*´д`*)ハァハァハァアハァ




玄室。

切石積みキタ━━━━!!

キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!


奇跡のような截石切組積みの石室です!
全てのが壁面が、完璧なまでに表面処理された石材で
構成されてます。
ここも中塚古墳と酷似。
また、壁面には漆喰が塗布されてたようです。

こ、これは凄すぎ・・・・・



(*´д`*)パッション!!




天井部。

巨大な板石が2枚。
これも表面処理されてます。




そして、壁面の異常なまでの複雑な石積み。

普通に積んだら負けだ!
ド━(゚Д゚)━ ン !!!

・・・とか思ったのかも?
匠の考えることは分からん・・・



(・∀・)チゴイネ!




玄室から開口部。

両袖式。

この玄門周りはわりとシンプル。




玄門部の袖石。

ここはシンプルな直方体・・・と思いきや!




表面を丁寧に鑿で均してます。

この丁寧な仕事ぶりに萌え・・・



(*^ー゚)b グッジョブ!!




羨道から開口部。

・・・この壁面に築造当時の朱線が残ってるそうだが、
暗かったのでよく分らなかった・・・



(´・ω・`)ショボーン





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